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1. 血縁家族よりも、『協力家族』を目指す
2. 子連れ再婚家庭の特徴
3. よくある問題点
4. 達成しなければならない課題


1.血縁家族よりも『協力家族』を目指す

 初婚または子どものいないカップルの再婚は、親子関係において自然と血縁家族が形成されます。 しかし、子どもがいる場合の再婚では、そこには必ず継親子関係が存在しますので、血縁家族を形成する事は根本的に無理があります。

 多くの場合、子連れ再婚でも、初婚と同じように、血縁家族を形成しようと努力する人達が多いです。 たとえば、子どもに実親子関係を強要したりして、子どもに反発を起こさせます。 子どもがいる場合の再婚は、新しい家族形態『協力家族』『助け合い家族』『大家族』を目指さなければなりません。
『協力家族』には血縁家族にはない、もっと素晴らしい家族の絆が生まれます。

『協力家族』とは
実親子の場合は、独裁的な権力関係でも家庭は成り立ちます。
しかし、継親子の場合は、独裁的な権力関係ではお互いに反発してしまい、家庭の崩壊の危機にさられます。
相互理解による対等な関係、お互いを個人として尊重して協力しあう継親子関係を作る必要があります。
特に子どもに対しては、個人として尊重、対等な信頼関係を構築するようにします。

目上の人に対しての対等は尊敬。
目下の人に対しての対等は慈愛。

対等な関係により、助け合うのが『協力家族』です。








2.子連れ再婚家庭の特徴

1.過去に離婚と言う喪失を経験しています。
 前の結婚の良い点を新しい生活にも活かせると考えがちでありますが、前の結婚の悪い部分とお互いの私的理論が、再婚後の生活に影を落とすこともあます。
しかも、また失敗するのではないかと言う不安が再婚の成功を難しくしてしまいます。
子どもたちもまた、離婚と言う喪失を経験してます。
親から見れば再婚は利益であるが、子どもから見れば親の再婚は失望に感じます。
子どもはひとり親家庭の中で、親を精神的に支える役割を担っていましたが、再婚により自分の役割を失ってしまったように感じてしまいます。
親の再婚で子どもは、特別な役割だけでなく、母子・父子家庭時代にあった親との時間、特別な依存関係、親密さまでも失ってしまいます。


2.再婚家庭は各々の過去も背負っている。
 以前の家庭で培われた習慣や価値観を引きずったまま新しい家族との生活に入るため。それが、新しくやり直そうとする努力の邪魔になったりします。


3.夫婦の絆より親子の絆の方が強い。  
 強力して困難を乗り越えてきているので、母子・父子家族は外界との境界が明確で、絆も強固になっています。
再婚に踏み切る親は新しい配偶者との生活に胸をときめかせると同時に、わずかではあるが、やはり拒絶反応を起こしてしまっている事があります。
血の繋がっていない者は拒絶されたと感じ、新しい家庭に溶け込むことができないと感じます。


4.たとえ他界した場合でも実親の影響力が存在しつづけます。
 子どもはさまざまな目的のために実親との精神的な絆を維持しようとします。
その目的は、実親の愛情を確認するためであったり、いつでも実親に助けてもらえるように逃げ場を確保しておくためかもしれません。


5.子どもは二人の親に属しています。
 実親との関係。そして、新しい親の二つの関係に子供は属しています。
それを理解してあげ、尊重してあげないと子供は反発します。また、親たちが自分こそ「最高の親」であると証明しようとしたり、実親を否定したりすると、子供は双方の板挟みになって苦しみます。








3.よくある問題点

1.前配偶者との関係  
 子どもへの愛情、長年の思い、共通の友人、心からの思いやり。または、前配偶者への愛憎を持っています。


2.母子・父子の関係(実の親子の関係)
 母子・父子家庭状態の時に、強力な絆を作り上げているので、子どもは他人の新しい配偶者が入り、親を取られたと思い憎しむ事があります。


3.血縁兄弟の関係 
 一緒に困難を乗り越えてきた兄弟は、結束が強くなります。
親の再婚は、子どもたちから見れば、親が他人のために自分達を捨てるように感じます。
もし、再婚を破綻させられれば、実の親ともう一度、一緒に暮らせると誤解して、再婚を破壊しようと考える事もあります。


4.連れ子兄弟の関係 
 同年代の連れ子同士が一緒に住む場合は、自分の居場所(位置)をめぐって、激しい競争が展開されます。


5.再婚夫婦同士の関係 
 また不安を抱えながらの夫婦にある道のりは容易なものではないです。
夫婦は、新しい関係を壊してしまう恐れのある行動を極力さけようと努力するあまり、不快な幸せを守るために、反対意見や自分の欲求を抑え、不安に押しつぶされそうな日々を送っている事が多いです。



 上記のような問題点が、子どもがいる場合は出てきます。これらの問題点を解決して行く必要があるのですが。 よくあるのが、お互いに我慢したり、また、子供の意志を押しつぶして均衡を守ろうとしたりします。
それが、大変苦しい結婚生活になってしまいます。








4.達成しなければならない課題

1.一人一人が過去を清算する必要がある。
 感情、希望、欲求を表現して、今まで表現できなかった苦しみを和らげる。
人はどんな感情でも持つ権利がある、人の感情を尊重し受け入れる事。感情を持つことと感情にまかせて行動することの違いを理解する。


2.家族の新しい習慣を作り上げる。
 家族会議を設けて、やりたいこと、やって欲しいことを話し合う。
家族全員が自由に自分の意志を表現できるように、相互尊重に基づくコミュニケーションを心がける。


3.今までの協力関係を維持しながら新しい協力関係を作り上げる。
 親密で強固な家族の絆を作るため、一緒に時間を過ごし、家族の意味や目的を話し合う。意見の食い違いによる、衝突を避けたり、争ったりするかわりに、お互いに同意できる新しい解決方法を探ることによって違いを乗り越えていく必要がある。
『双方に何かを得られる時に、お互いに同意することが出来ます』


4.全員を家族の一員として統合する。
 血縁家族の基準で自分達の家庭を評価する事をやめる。


5.各々が個人として自立する。
 子ども専用の場所をもうける。子どもには居場所があると感じる必要があるため。居場所は自分の部屋でも、引き出しでもよい。






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